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2011年6月26日日曜日

エイプ ジュラルミン7075削り出しキャリパーサポート





制作依頼がありまして、7075材で当ショップと同仕様と同じ
キャリパーサポートを最作中です。
フォーク取付部分にはヘリーサートを挿入しました。


90%程出来上がりました。後は整形と軽量化します。

取り付けてオフセット等の確認をします。パッドの幅が広いのでディスクから2mm程
はみ出した部分は削ります。7075は削り出しに時間がかかるので次回からは2017材に
変更します。
デザインを変更して完成しました。

2011年6月16日木曜日

エイプ: オイルクーラー取り出しの制作。






キタコのシリンダーにはオイルクーラーの取り出しが無いのでヘッドから取ってみる事にしました。

デイトナのボルトとフィッティンングを仮止めしてみました。

ヘッドからオイルが出てデイトナのオイルシャワーヘッドへ 帰るようにする予定です。
ここから取り出しをとれば取り出し付きのクラッチケースを装着してレース用にオイルクーラーをダブルで装着出来ると思います。装着後はワイヤーロックが必要となります。


 ついでにヨシムラヘッドのマネをしてマニュアルテンショナーをセット出来るように加工しました。



ロックナットを装着して0リング等でオイル漏れの対策をしなければなりません。軽く締める程度でOKだと思います。締め過ぎてないけません。






2011年6月9日木曜日

エイプ ピストンリセス加工






 ピストンリセス加工用のバイスを制作しました。



 ピストンをセットした状態でバイスの挟む角度を変えればIN,EXのリセスの加工が出来ます。


0.5mm程、掘り下げました。



2011年6月8日水曜日

エイプ 燃焼室加工とピストンリセス加工




 燃焼室にオイルを入れて燃焼室単体の容量を測定中。(正確に測定する時はオイル注入の穴を開けた透明なアクリル板等で蓋をします。)

これくらいで1cc増量、ヘッドを組んでバラしてを何度か繰り返し1.5cc程増量しました。


 粘土でピストンとヘッドが接触箇所とクリアランスを確認しました。接触箇所だけを確認する時は光明丹を塗って確認します。
バルブとピストンのクリアランスが小さかったのでリセスを加工してクリアランスをとります。



2011年6月3日金曜日

エイプシリンダーヘッドのオイルジェット加工で大失敗


 強力馬力単車屋☆WIZARD-2

オイルポンプのオマケで付いていたドリルでオイルジェット加工していてドリルの歯が折れました。
それでステンレス用のドリルの歯を買ってきて折れた歯を削っていたらステンレス用の歯も折れました。
画像には2本の歯が詰まっているのが見えます。これはもう最悪な状態です。オイルジェット加工を舐めていました。
自分用のだから良かったようなものの、お客様のだったらヘッド新品弁償になる所でした。反省。

それでもオイルジェット加工は諦めません。フライス盤で削りとります。












穴あけ完了















アルミ棒を作成して溶接。このような溶接はゴルゴ13並の集中力が必要です。(笑)






フライスで肉盛り削って再度穴あけで執念のオイルジェット加工の完了です。
どうもアルミの材質によるのでしょうがドリルの歯先にアルミが溶着して何度か穴開け出来なくなりました。
無理に圧をかけてはいけません。一度ドリルを抜いて刃先を加工してやり直すようにしましょう。
次回からエンドエンドミルで加工しようと思います。






ヘッドを組んで圧縮比を測ると軽く14オーバーしてました。
燃焼室の容量を2cc位増やさなければならないようです。